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【NO.49】 『ウィークリー』2009/12/25
▲エース証券の週刊アナリストメモ
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本資料のご利用にあたり、お客様にご確認頂きたい事項を、終わりに記載させ
て頂きました。ご確認の程、よろしくお願い致します。
≪目次≫
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┃1.フォーカス:2010年は動く年、「観・感・勘」を大切に
┃2.アナリスト取材メモ
┃3.商品のご案内
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┃【1】フォーカス:2010年は動く年、「観・感・勘」を大切に
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■□■ 2010年は動く年、「観・感・勘」を大切に ■□■
2010年の干支は「庚寅」、五行は「木行」。過去を振り返ると、その後
の政治、経済、社会に重大な影響を与えた出来事が目立つ。また、日本の景気
循環を見ると、概ね後退期に当っている。株式相場は時に大波乱を演じるもの
の、その波乱が中長期的には大相場の起点となっていることが多い。
因みに、前の「庚寅」の年は1950年、ドッジ・ラインの施行で日本は深
刻なデフレ不況に喘ぎ、日経平均は同年7月に史上最安値となる85円台を記
録した。しかし、年後半は6月末に勃発した朝鮮動乱の特需を受けた三白景気
を背景に相場は活況を呈した。現在は依然、景気の二番底懸念が燻っているが、
エリオット波動では一番長く、力強い中勢上昇3波に入った可能性が指摘され
ている。寅は「動く」を意味し、春が来て草木が生ずる状態とされる。庚は「
金」、即ち鉱物や金属。木行は緑の象徴、方位は「東」。付会すれば、資源国、
環境、アジアと解ける。「不入虎穴、焉得虎子」(後漢書・班超伝) さて、
大発会から東証の新売買システム「アローヘッド」が稼動する。従来に比べ、
売買スピードが約100倍の速さとなるほか、呼び値の刻みも細分化される。
取引の高速化によって、小口の取引が大幅に増加し、市場の流動性が増すとい
う期待が持たれている。また、アルゴリズム取引などのシステム売買が活発化
し、株価の歪みが素早く是正され、値動きや板を頼りにするような手法は通用
しなくなるとも言われている。今後の株式投資は、相場の趨勢分析や企業の価
値評価が一段と重要な要素になってくるだろう。「観測・観照」「感性」「勘
所・勘定」など、三つの「かん」を大切にしたい。
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┃【2】アナリスト取材メモ(2009年12月15日〜12月21日)
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※株価は12月22日終値。
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●アスクル(東1:2678 1745円 時価総額666億円)
オフィス用品のカタログ販売ビジネスから、間接財(原料・部品など生産に直
接関わる直接財以外の一般消耗資材)を対象とした一括購買システム「SOL
OEL」(ソロエル)を武器に、トータルコストの削減を柱とする業務改革ビ
ジネスへの進化を目指している。
10/5期第2Qは2%減収の935億円、3%経常減益の35.4億円。
節約志向、低価格志向の強まりから売上高は計画比未達だが、粗利ミックスの
改善と経費削減努力で利益面は過達となった。ソロエルの導入は累計5企業グ
ループ、122社と計画に対して若干遅れた進捗。ソロエルは、顧客への導入
効果の説明に手間取っている模様。
10/5期通期計画は据え置き。関連購買の促進、グローバル調達等で計画
の達成を目指す。ソロエルは7企業グループへ導入を働きかけている。間接財
の商流の把握、サプライヤーサイドの知見など、副次的に得られた成果も利用
し、導入の促進を図る考え。
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●エーザイ(東1:4523 3380円 時価総額1兆24億円)
アルツハイマー薬アリセプトと抗潰瘍剤アシフェックスの主力2剤を合わせる
と、全社売上高の約6割を占める。しかし、いずれも2010年以降、日米欧
で順次特許が切れるため、米国企業3社を総額44億ドルで買収、抗ガン剤中
心に開発パイプラインを充実させている。
2010年前半は、抗ガン剤エリブリン(10/3月)や重症敗血症薬エリ
トラン(10年度第1Q)の自社開発2品が日米欧同時に承認申請される見通
し。アリセプトとアシフェックスは、容量追加や剤型変更等のライフサイクル
マネジメントにより特許切れ後の減収ペースが緩和。
10/1月初旬までに米アカラクス社を約227億円で買収すると発表。同
社が保有する血小板減少症薬は日米欧アジアの患者80万人が対象。
主力薬の交代が計画通りに進捗。過去2年間の平均PER17.5倍に、来
期予想EPS229円をかけた4000円と妥当株価と考えると、バリュエー
ションは割安。
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●日本ケミカルリサーチ
(大2:4552 1060円 時価総額294億円)
バイオ医薬品の開発企業。11/27日に、貧血用EPO製剤の認可確度が高
まったこと、グローバル製薬との提携、主力の成長ホルモン剤が好調なことは、
ポジティブ材料。株価急騰のため、押し目狙い。
12/18日、英製薬大手グラクソグループとの間で、同社のバイオ医薬品
(腎性貧血用遺伝子組換EPO製剤や遺伝性疾患薬など)の生産、開発、販売
に関して包括契約を締結したと発表。来春の国内発売を見込むEPO製剤につ
いて、エマージング諸国を含む海外展開が可能となる。遺伝性疾患薬以外の品
目についても順次、評価検討が進められる予定。
上記の契約金に加え、主力の成長ホルモン製剤の伸長から、10/3期見通
しを売上高130→142億円、経常利益7.6→15.5億円に上方修正。
また、グラクソグループは来年1月、発行株数の12%に当る350万株の自
己株式を1株800円で譲り受け、キッセイ薬品に次ぐ2位株主となる。また、
調達する28億円は順次、開発資金に充当される。
キッセイ薬品と共同販促予定のEPO製剤は、800億円の国内市場で15
%超のシェアを狙う。
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●カルナバイオサイエンス
(JQ:4572 52100円 時価総額30億円)
キナーゼと呼ばれる細胞内伝達物質は生命活動を司るタンパク質。これが異常
な働きをすると疾患を引き起こす。このキナーゼの働きを止める薬剤には大型
薬が多い。同社は製薬会社に対する各種キナーゼの提供、キナーゼを使った評
価試験の受託、キナーゼ阻害薬の開発を進めるバイオ企業。
ヒトの体内にある518種のキナーゼのうち329種を品揃える。海外同業
2社は223〜285種。昨年に米国で販売拠点を設置したことで海外比率は
5割に迫る。顧客は製薬会社中心に世界154社に及ぶ。
韓国企業と共同開発中の抗リウマチ薬、国立ガンセンターと共同開発する抗
ガン剤、科研製薬やSBIバイオテックとの共同開発品、自社開発品と5件の
キナーゼ阻害剤のシーズを自社保有。このうち、抗リウマチ薬は来期のライセ
ンスアウトを計画している。
09/12期業績は、創薬シーズの開発費負担で赤字予想。ただ、キナーゼ
等の販売好調から赤字幅は計画を下回る見通し。
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●エスペック(東1:6859 432円 時価総額102億円)
半導体、FPD、自動車分野等の環境試験事業(信頼性評価)が主力、二次電
池分野にも注力。半導体装置、FPD装置、森や水辺作り、植物工場などの環
境エンジニアリングも。BPS1175円。
10/3期第2Qは48%減収の94億円、経常損失12.2億円、純損失
13.6億円と未達。自動車、エレクトロニクス業界の設備投資低迷、納期延
期で、受注・売上高がほぼ半減、計画以上の固定費削減も及ばず。受注は採算
重視で選別、49%減の104億円、受注残は57億円強。
通期計画を、売上高▲40億円、経常損益▲13.5億円、当期損益▲17
億円の大幅下方修正。設備投資抑制の継続、グローバル競争の激化を想定、コ
スト削減・原価改善に注力。受注は東南アジアや韓国の回復もあり、25%減
の240億円を計画。新エネ・環境分野に積極展開。
リチウムイオン電池の生産工程における自動検査装置やソーラーパネルの信
頼性評価試験、二次電池用熱処理装置の拡販などに注力。子会社で、古くなっ
たコンテナを利用する植物工場の生産体制を整備、事業拡大を推進。
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●ニトリ(東1:9843 6800円 時価総額3891億円)
価格訴求力を高めた大衆向け家具・インテリア専門店を全国展開。円高を利用
した独自の値引き販売が成功。仕入先の変更、物流合理化などコスト抑制努力
で値下げ原資を確保。TVCMによる知名度アップも値下げキャンペーンの成
功に寄与。
10/2期第3Qは18%増収の2106億円、47%経常増益の370億
円。値下げ効果で既存店は+9.2%(客数+18.0%、客単価▲7.4%
)。円高進行で値下げ分を相殺。21店出店、2店退店、期末205店(国内
201店、海外4店)。決済レート93.6円(10.7円円高)。
10/2期業績計画を再度上方修正。売上高2802→2840億円、経常
利益423→440億円、当期利益211→216億円。第4Qは、既存店+
2%、決済レート92円、出店14店、退店2店を前提。
10/31日から400品目を追加値下げした。値下げ幅は15%〜40%。
低価格方針は維持だが、来期はコーディネート提案にも注力する考え。30店
以上の出店を計画。
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┃【3】商品のご案内
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