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FX初心者はいくらから始めればいい?必要資金の目安や最初は少額にすべき理由も解説

FX初心者指南 2024/4/23 3715view
FX初心者はいくらから始めればいい?必要資金の目安や最初は少額にすべき理由も解説

FXはレバレッジ効果を利用して、少ない資金で大きな取引ができることが最大の魅力ですが、それが逆に大きなリスクにもなりかねません。

FX初心者は、いきなり大きな金額で取引するのではなく、1000通貨や100通貨などの少額から始めることがおすすめです。少額から始めることで、FXの基礎知識や取引ルール、自分に合ったトレード戦略を身につけることができます。また、1ポジションあたりのリスクや精神的負担を抑えることもできます。

本記事では、FX初心者が少額から始めるべき理由や、少額取引ができるFX会社、少額トレードのコツや注意点などを詳しく解説します。FXに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FX初心者はいくらから始めればいい?必要資金目安

自分が許容できる損失額程度の資金

初心者がFXを始めるためには、最低限どのくらいの資金が必要なのでしょうか?

これは一概に言えませんが、一つの目安としては、「自分が許容できる損失額」を考えることです。例えば、「1万円程度なら損しても大丈夫」という人は、1万円分の取引をする場合は、最低でも2万円の資金があれば良いと言えます。ただし、レバレッジをかけない場合の話です。レバレッジをかける場合は、それに応じて資金を増やす必要があります。

資金10万円からのFX投資、月々いくら欲しいか?

ある程度投資に慣れてきたら「月10万円はリターンが欲しい!」と目標を高く掲げる人がいます。月10万円をコンスタントに受け取るには、月の利回りを5%前後で安定させ、軍資金は200万円程度準備しておけば大丈夫でしょう。

チェックポイント

利回り5%とした場合(一例)

200万円 × 0.05%(利回り)=10万円のリターン

もちろん、投資はシミュレーション通りに進みません。特にFX初心者の場合、月の利回りを3%に乗せるまでが難しいでしょう。

初回入金額が3万円では少ない?

1万円以下でも問題なくトレードできるのなら、軍資金は3万円程度で十分だろうと考える人がいます。もちろん、3万円あればある程度は安全に取引できます。ただし、操作に慣れるまでは、何度かロスカットを受けるなど損失が出る可能性があり、3万円の軍資金でも十分ではありません。

ロスカットを受けるのは、珍しいことではありません。実際、ロスカットなど不測の事態に備え、初回入金額を10万円~30万円に設定する人は多いです。また、証拠金維持率を高めておけば、ロスカットが起こるリスクは少なくなります。

FX初心者の軍資金は多すぎてもダメ!

FXの軍資金は多ければ安心ですが、多すぎても良くありません。まずは資産を減らさないよう、余裕資金の範囲内で適正な金額をFX投資に回して始めるのが良いでしょう。

最初に稼げる金額が小さくても、勝率が上がれば取引量を増やして大きな利益が狙えるようになります。はじめは少額で稼ぐ方法ではなく、「大きく負けない・取引を続けられる方法」を探るのがおすすめです。

FXは少ない元手で始められる魅力的な投資方法ですが、リスクも高いことを忘れてはいけません。自分の資金状況やリスク許容度に合わせて、適切な取引単位とレバレッジを選びましょう。また、FX会社によっても取引単位やレバレッジの設定が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

元手資金が少額でもFX取引は始められるのか

稼げなくても特に気にしないなら1万円でも大丈夫

FXは少額の資金から始めることができます。FXの取引単位はFX会社や証券会社によって異なりますが、一般的には1,000通貨か10,000通貨が最少取引通貨単位となっています。また、レバレッジという仕組みを利用すると、自分の持っている資金の25倍まで取引ができます。

例えば、米ドル/円の為替レートが140円だと仮定すると、1,000通貨の取引では約5,600円、10,000通貨の取引では約56,000円の証拠金が必要になります。ただし、為替レートの変動や強制ロスカットのリスクを考慮すると、もう少し余裕を持った資金を用意する方が安全です。

FX初心者の方は、1万円程度から始められる1,000通貨単位のFX会社を選ぶと、自己資金とリスクのバランスが取りやすいでしょう。中には100円から始められるFX会社もありますが、その場合は1通貨単位での取引になります。

レバレッジを利用して少額資金でも取引できる

手元に3,000円の資金があったとします。この資金に25倍のレバレッジを掛ければ【3,000円×25倍=75,000円】分のトレードができる計算です。

チェックポイント

3,000円の資金に、25倍のレバレッジを掛けた場合

3,000円 × 25倍(レバレッジ)=75,000円分のトレードができる

実際にこうしたレバレッジの仕組みを利用して、1,000円以下の少なすぎる資金でトレードをする人もいます。1,000円以下だと、投資というよりは暇つぶしのゲームに近いですね。

レバレッジのリスクと資金額

日本では個人投資家のレバレッジは25倍までと決められており、レバレッジを使えば倍率の分だけ得られる利益も倍増します。その反面、損失額もレバレッジの倍率に比例して大きくなるのを忘れてはなりません。

そのため、軍資金を決定する時にはレバレッジと軍資金のバランスを考える必要があります。軍資金が1万円では、高いレバレッジを掛けざるを得ません。また、預入をした証拠金が少なすぎると、すぐにロスカット(強制決済)されてしまい損失が確定されてしまいます。

このようなリスクを避けるためには、最低限の資金ではなく、余裕資金でFXを行うことが大切です。

少額投資する上で知っておきたいFXの証拠金の仕組み

必要証拠金の計算方法は、現在の為替レート×取引数量÷レバレッジです。

例えば、1ドル100円のときにレバレッジ25倍で10,000通貨のポジションを立てるとしましょう。この場合、必要証拠金は100×10,000÷25=40,000円となります。

必要証拠金は、通貨を購入するために最低限必要な資金のことで、証拠金を預けなければ取引を行うことができません。必要証拠金は、通貨ペアやレバレッジによって変わります。

FX初心者が少額から始めるべき理由は3つ!

多くのトレーダーを見ていて分かることですが、FX初心者のうちは最大でも10万円程の資金があれば十分です。また、取引をする通貨数量が1,000単位以下であれば、4万円~5万円程度の資金でも、ある程度余裕のあるトレードが行えます。

FX初心者には、少額の資金による運用を推奨されている理由は3つあります。

  1. 為替の急激な変動にも低リスクで備えられる
  2. 1、100、1,000通貨でも十分FX取引できる
  3. 小遣いの範囲などで気軽にトレードできる
  4. FX業者や証券会社を複数に分散させられる

為替の急激な変動にも「低リスク」で備えられる

例えば、今日のドルが100円だったとしましょう。次の日の朝、起きてみると「1ドル=98円」にまで為替が変動していました。みなさんの購入したドルの通貨量が10,000単位だった場合、それだけで【2円の変動 × 10,000通貨=20,000円】と、2万円分の損失が確定してしまいます。

しかし、一部FX業者や証券会社では1,000単位でも取引できます。少額資金での運用ができるので、為替の変動が大きくなっても損失額が少なく済むのです。的中すれば、数円の変動で数万円レベルの利益が得られます。しかし、マイナスになった時も同様に数万円レベルで資金を失うことになります。

また、為替の変動幅には一定のパターンがあり、一夜にして数十円~百円も変動することはありません。そのため、レバレッジなどによって資金管理を行っていればリスクは少なく、損益の幅も最小レベルで抑えられるので安心です。

1、100、1,000通貨でも十分FX取引できる

FXの取引単位は、原則「10,000通貨」となっていますが、幸いなことに全てのFX業者が10,000通貨単位での固定ではありません。

FXを扱う業者の中には、1,000通貨はもちろん、100通貨や最小1通貨から取引できるところもあります。こうした少額資金の運用に対応した業者を選べば、初心者でもハードルは低く気軽にトレードが行えます。

小遣いの範囲などで気軽にトレードできる

FXのメリットは、少ない資金でもトレードできる点にあります。例えば、株式取引や国債、投資信託、不動産投資、仮想通貨などの運用には、ある程度まとまった軍資金が必要になります。

一方、FXはレバレッジを掛けることができるので、少額でも大きな取引が行えます。例えば、100,000円の証拠金が必要な場合でも、5倍のレバレッジを掛ければ必要な軍資金は20,000円で済みます。同様に2倍~最大25倍のレバレッジ※を掛ければ、準備する資金は少なく大きな資金が動かせます。※国内では最大25倍まで、レバレッジを掛けることが認められています。

もちろん、レバレッジの倍率や売買をする通貨量をコントロールする工夫が必要ですが、ある程度の基礎知識を抑えておけば、1,000円~10,000円以内の範囲でもトレードが行えます。これなら、学生や主婦でも気軽にFXが始められますね。

FX業者や証券会社を複数に分散させられる

FX業者・証券会社を分散させるメリット

考える投資家の男性

複数のFX口座を同時開設しておくことで、リスクを分散させることができます。また、トレードの手法ごとに口座を分けておくと、安全かつ効率良く利益を狙うことができます。

例えば、100万円の軍資金を準備した場合、Aという業者に全額入金するのではなく、A社に10万円・B証券会社に10万円・C社に10万円というように分散させてください。

分散投資を行えば、トレード手法全体で利益を狙うことができます。分散投資は、トレードで勝つためのテクニックにもなります。少しづつでも利益を増やしたい初心者の方は、複数の口座を開設しておくと良いでしょう。

少額でFXする場合の取引通貨数量ごとのメリット・デメリット

少額資金による運用を考えているFX初心者は、どのくらいの通貨単位で取引すべきなのか、通貨単位ごとのメリット・デメリットなどについて紹介します。

取引をする通貨数量:10,000通貨

メリット

利益が出たとき、大きなリターンが得られる

デメリット

通貨量に比例して、抱える損益は大きくなる

取引をする通貨数量:1,000通貨

メリット

利益が出たときには、ほどほどのリターンが得られる。損失が出ても、実際の取引には大きく影響しない

デメリット

利益が出ても、得られるリターンはやや少なめになる

取引をする通貨数量:100通貨

メリット

損失が出ても、実際の取引には大きく影響しない

デメリット

利益が出ても得られるリターンはわずか

取引をする通貨数量:1通貨

メリット

損失が出ても、実際の取引には大きく影響しない

デメリット

利益が出てもリターンは、ほぼ0の状態

最も取引しやすいのは1,000単位です。1,000単位であれば得られるリターンはやや少なめですが、損失が出た場合も1万通貨と比較して実際の取引には大きく影響しないので安心です。

ドル円1,000通貨を25倍のレバレッジで取引する場合

例えば、ドル/円を1,000通貨単位で取引するとしましょう。1ドルが140円だとして140,000円ですが、レバレッジが25倍だとしたら、最小5,600円から取引できる計算です。

140円 × 1,000単位 ÷ 25(レバレッジ)= 5,600円
の資金で1,000通貨の建玉は可能ですが、証拠金維持率が100%を下回るとロスカットされる場合があるため、証拠金の倍以上は資金を用意しておきましょう。

ドル円で1,000単位の運用を行いたい場合は、2万円~3万円程度を準備しておけば、無理なくトレードできます。

資金の少ないFX初心者は取引単位が小さい業者が最適

FX業者・証券会社の多くは10,000通貨の単位で取引を行いますが、取引単位が「1,000、100、1」といった業者もあります。

通貨量が少ないとリスクも少ない

用意できる資金額にもよりますが、初心者が10,000通貨のトレードを始めるのはハードルが高過ぎるため、おすすめできません。しかし、1,000通貨単位の少額トレードを行った場合には、50,000円程度の軍資金でも安全に取引できます。

例えば、1ドルが100円だったとき、1,000通貨の取引をしたとしましょう。

1,000通貨で取引をした場合(一例)

1円為替が変動したら +1,000円、または-1,000円の変動
ポジションの必要証拠金
(4%で計算)
4,000円

このように、1円の変動で1,000円の利益または損失であれば、不測の事態が起こったとしても慌てることなく取引に集中できます。

一方、取引数量が10,000通貨になると、変動幅は次の通り「大きく」なります。

10,000通貨で取引をした場合(一例)

1円為替が変動したら +10,000円、または-10,000円の変動
ポジションの必要証拠金
(4%で計算)
40,000円

10,000通貨の場合、ポジションの証拠金は40,000円必要です。そのため、50,000円の入金だけではロスカットされる確率が高くなります。しかし、1,000通貨であればポジションの必要証拠金も4,000円と少なく、10倍以上の軍資金である50,000円を入金することで、証拠金維持率も一定に保つことができます。

初心者の方は、余剰資金のなかから無理のない範囲で初回入金額を決定しましょう。余剰資金から投資を行えば、生活費の心配もなく安定したトレードが行えるでしょう。

【取引数量別】必要な資金額が少ないFX業者一覧

以下は、通貨ペア売買における最低取引単位が小さく、少額の運用に対応している大手FX業者と証券会社となります。

1,000通貨から取引可能なFX業者

100通貨から取引可能なFX業者

1通貨から取引可能なFX業者

上記で紹介したFX業者の最低取引単位は、全て1,000単位以下となっています。中でも、SBI FXトレード・オアンダFXやマネーパートナーズは特に最小取引単位が少ないFX業者で、SBI FXトレードとオアンダFXは最小1単位、マネーパートナーズは100単位からトレードできます。

1,000円以下の資金で取引しているような人の少額トレードは、取引単位が少ないFX業者や証券会社を選んで口座開設をすることで可能となります。

取引通貨が小さければ、万が一損失が出た場合でも抱えるリスクは少なく抑えられます。そのため、FX初心者の方が実践練習を始める場合やリスクを小さくトレードしたいという方に最適な方法です。

少額資金でFX投資の運用をする場合の注意点

1セントコイン

少額の資金では全く稼げないという声や、ある程度の資金額を投じた方が良いという意見もありますが、初心者がいきなり大きな資金を投じるのは危険です。

FX投資は、少額の資金でもレバレッジ効果を利用して大きな取引ができることが魅力ですが、それにはリスクも伴います。少額資金でFX投資の運用をする場合は、以下の点に注意しましょう。

  1. 資金管理をしっかり行うこと
  2. 情報収集や分析を怠らないこと
  3. 感情的にならないこと

資金管理をしっかり行うこと

FX投資は値動きが激しいため、一度に大きな損失を出す可能性があります。自分の許容できる損失額やリスク許容度を把握し、適切なポジションサイズやストップロスを設定しましょう。また、資金の一部をリスク資金として別けておくことも大切です。

情報収集や分析を怠らないこと

FX投資は、経済や政治などの様々な要因に影響されます。少額資金であっても、市場の動向やトレンドを把握し、自分のトレード戦略に合わせてエントリーやエグジットのタイミングを決めましょう。また、テクニカル分析やファンダメンタル分析などのツールや指標を活用することも有効です。

感情的にならないこと

FX投資は、利益や損失によって感情が揺さぶられることがあります。少額資金であっても、欲や恐怖に支配されて無理な取引をしたり、計画通りに利確や損切りをしなかったりすると、大きな損失につながる可能性があります。冷静さを保ち、自分のトレードルールや目標に従って取引しましょう。

以上が、少額資金でFX投資の運用をする場合の注意点です。少額資金でもFX投資は楽しく有益なものになりますが、リスクが消えるわけではないです。上記の点に気を付けて、安全かつ効率的に取引を行いましょう。

FX取引に慣れたら稼ぎたい金額で軍資金を決めよう

ある程度FX取引に慣れてきたら「これから稼ぎたい金額」を決めて、軍資金を計算してみましょう。まず、FX初心者の方は月3%程度の利回りを目標にすると良いでしょう。

以下の例は、手持ちの資金を3万円と想定して月の利回り5.1%、2年後に10万円の軍資金を貯めるよう計画したシミュレーションです。

資金3万円で月利5.1%想定のシミュレーション

期間 残高 利益
現在 30,000円 0円
1カ月後 31,543円 1,543円
2カ月後 33,166円 1,623円
5カ月後 38,553円 1,886円
1年後 54,772円 2,680円
2年後 100,000円 4,893円

少額資金でFXを始めたいという方も、運用シミュレーションの参考としてください。

資金10万円で月利5.8%想定のシミュレーション

以下の例は、手持ちの資金を10万円と想定して月の利回り5.8%、5年で300万円の軍資金を貯めるよう計画したシミュレーションです。

期間 残高 利益
現在 100,000円 0円
1カ月後 105,832円 5,832円
2カ月後 112,005円 6,173円
5カ月後 132,768円 7,317円
1年後 197,435円 10,881円
2年後 389,806円 21,482円
3年後 769,614円 42,413円
5年後 3,000,000円 165,330円

このように、元手が10万円でも5年で300万円を目指せる可能性があります。また、銀行で定期預金をしたり、他の投資をするよりも遙かに利回りが良く、月々の利益を見ても現実的に増やせる金額となっています。

もちろん、シミュレーション通りに利益を積んで行くのは実際は不可能です。まずは自分にあった取引手法を確立して、月利から見た年利目標を設定すると良いでしょう。

まとめ

FXは初心者で資金が少額でも問題なく取引できる

今回は、FXは少額資金でも始められることや、初心者が少ない投資金額にすべき理由や注意点を紹介しました。FXはレバレッジを活用することで、少額でも大きな利益を狙うことができる魅力的な投資ですが、同時にリスクも高くなります。

最後に、以下で本記事の内容を再確認しておきましょう。

  • FXはレバレッジが掛けられるので少ない資金で参加できる
  • 少額でFX投資を運用する方が失敗をした時のリスクが小さい
  • 少額資金で運用できる業者なら1,000通貨以下でも取引可能
  • FXなら1,000円~10,000円と小遣いの範囲で気軽に試せる

FXは少額から始められる投資ですが、それだけに油断してしまうと大きな損失を出してしまう可能性もあります。FXの基礎知識や取引ルールをしっかりと理解した上で、自分の目標や能力に合わせてFXに取り組むことが大切です。

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